もうそう

少年は技術系でのアルバイトを求め就職支援室で職探しをしていたが、5社不合格。精神的に疲弊し、紹介を辞退することになる。

少年「実はクラスの知り合いの紹介を受けて清掃のアルバイトをすることになったんです。」

女性は少年に対し噛み殺すような目つき

女性「...」

凍りつくような沈黙。しかし、いとも簡単に破られる

女性「諄いわ。何回言えばわかるのかしら?貴方がここで職を探す意味。私達から乖離してそれで?邁進していた4月とは大違いよ。」

激越な口調に少年は沈黙

女性「いいわ、どうせ戦う気力が無いんでしょ、そのやつれてきた頬が醜さを物語るわ。」

癇癪声が響いた

少年「すいません...」

虚ろな抑揚のない声

女性「いいわ、帰りなさい。でも貴方はもう一度私たちを求めて帰ってくるわ。」

少年「!」

女性「そして悔しそうにこう言うの。「もう一度私に職を紹介してくださいって。」」

少年は唇を噛み締めた

 

 

数週間後

実際この通告は的中した

女性「清掃のアルバイトを辞めてまた帰ってきたのね。望外の喜びだわ、すぐに6社目の準備をするわ。誰に賦活されたのかしら?」

少年「いや、自分自身でだ。俺は手練手管を弄してでも決めてやる。」

女性「意味が分からないわ。」

 

 

数日後少年は霊柩車に乗っていた

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